中国雲南省の天空農園のコーヒー豆を焙煎しました。こちらの豆はカチモールという品種です。いわゆるハイブリッドというやつで、アラビカ種とロブスタの掛け合わせの品種です。
味に関しては品種がどうのというよりもその精製方法にかなり影響をうけます、この天空農園のカチモールもまたナチュラルダブルファーメンテイションという独特な精製方法を取っています。嫌気性発酵をさせた豆でその香りに独特の発酵臭とも言うような華やかさがあります。浅入りではベリー系の雰囲気、深煎りになるに従って味噌のようなコクやボディを感じる香りに移ります。
ニュープロセスと呼ばれるジャンルの製法でまだその歴史は浅く色々な生産者が独自の方法を取っています。こちらの豆は3年くらい前に初めて飲みました。その変わった味わいに驚いたことを覚えています。生豆を探すと『海の向こうコーヒー』で販売していたので購入しました。
人々の好みは分かれるようでスキキライがはっきり出るように思います。ナチュラル系の香りが苦手な方はまず無理でしょう、逆に好きな人にはうけます。個人的にはたまにほしい感じです。。