天空農園

中国雲南省の天空農園のコーヒー豆を焙煎しました。こちらの豆はカチモールという品種です。いわゆるハイブリッドというやつで、アラビカ種とロブスタの掛け合わせの品種です。

味に関しては品種がどうのというよりもその精製方法にかなり影響をうけます、この天空農園のカチモールもまたナチュラルダブルファーメンテイションという独特な精製方法を取っています。嫌気性発酵をさせた豆でその香りに独特の発酵臭とも言うような華やかさがあります。浅入りではベリー系の雰囲気、深煎りになるに従って味噌のようなコクやボディを感じる香りに移ります。

ニュープロセスと呼ばれるジャンルの製法でまだその歴史は浅く色々な生産者が独自の方法を取っています。こちらの豆は3年くらい前に初めて飲みました。その変わった味わいに驚いたことを覚えています。生豆を探すと『海の向こうコーヒー』で販売していたので購入しました。

人々の好みは分かれるようでスキキライがはっきり出るように思います。ナチュラル系の香りが苦手な方はまず無理でしょう、逆に好きな人にはうけます。個人的にはたまにほしい感じです。。

国産銘柄

日本もコーヒーの生産国です。これはコーヒー消費国にとって大事なポイントだと思います。

わずかな量で生産環境があっていないのかもしれません。しかし、手作りすることで気持ちが入りやすくなります。家庭菜園の楽しみ方です。

高騰するコーヒー豆価格を抑えることにもなります。

各家庭のレベルで栽培キットや精製方法の共有等によって気軽にコーヒー栽培〜消費をする。

もちろん今まで通りのグルメ追求もしていけばいいと思います。

興味をもつ人が増えれば消費者たちが詳しくなっていきます。そうしてコーヒーをお金をかけずに手間をかけて飲むようになるのです。

国産品がもっと市場に出回るようにもなればいいとも思います。ですが人件費が問題で難しいと言う話を聞きました。でも家庭菜園なら人件費はいりません。好きでやるのですから。

輸入物に関しても良いものに絞られて行くと思います。より嗜好性の高い人達が残りそこでは良い銘柄たちに洗礼されていくでしょう。輸入品の質が上がります。

嗜好性の違いにかかわらずコーヒーを楽しめる環境があればこの植物は更に広がると思います。

コーヒー豆 

エチオピア/チェルベサ

産地:エチオピア、ゲデオ県、チェルベサ

精製方法:ナチュラル

木の品種:エチオピア在来種

エチオピア/ウェギダブルー

産地:エチオピア、イルガチャフェ、

精製方法:ウォッシュド

木の品種:エチオピア在来種

インドネシア/スマトラタイガー

インドネシア、マンデリンG1、リントン

スマトラ式

木の品種:シガラルタン、オナンガンジャン、アテン、ジュンベル

インド/バルマアディ

インド タミル・ナードゥ ニルギリ

バルマアディ農園 バイオダイナミック有機農法

木の品種:ケント

精製方法:ナチュラル

ブラジル/スーパーボイア

ミナス・ジェライス バージングランデ農園

樹上完熟スーパーボイア

木の品種:ムンドノーボ

精製方法:ナチュラル