手鍋焙煎

手鍋焙煎をしてみました。

使う道具はだいたい家にあるもので揃いました。うちわはかわいいマンボウなんですね。

2025手鍋焙煎セット

焼く道具:カセットガスコンロ ミルクパン

冷却道具:ザル うちわ

補助道具:バット タイマー 鍋敷き

お豆はエチオピアの水洗式のものを選びました。まずチャフ(豆の皮が焼ける過程ではがれたようなふわふわの焼きカス)が少ないです。あとは小粒なのでやきやすいかと思います。

冷やすザルは手持ちがあると使いやすかったです、あと少し深めのものが良さそうです。チャフが飛び散りづらいです。

大まかなやり方は

1.鍋を予熱する

2.鍋に生豆をいれる ゆする 弱火で黄色くなるまで

3.中火にする 

4.豆がハゼてきたら弱火にする 少し遠火で

5.ハゼが落ち着いてくる 豆がふっくらとして表面がツルっとしてきたらザルにあける

6.うちわで扇いで冷却する

一回の焙煎量は2カップ分程度で始めました。30gの豆を焙煎すると26gくらいになります。

焙煎時間や鍋の温度なんかも測りながらすると面白いと思います。

生豆の入手はネットショッピングか自家焙煎珈琲のお店で販売しているところもあります。

手鍋焙煎は特別な道具を使わなくても気軽に焙煎ができることを実感できます。コーヒーを焙煎し始めるとコーヒー豆のことがもっと気になります。

ぜひ試して見てください。

天空農園

中国雲南省の天空農園のコーヒー豆を焙煎しました。こちらの豆はカチモールという品種です。いわゆるハイブリッドというやつで、アラビカ種とロブスタの掛け合わせの品種です。

味に関しては品種がどうのというよりもその精製方法にかなり影響をうけます、この天空農園のカチモールもまたナチュラルダブルファーメンテイションという独特な精製方法を取っています。嫌気性発酵をさせた豆でその香りに独特の発酵臭とも言うような華やかさがあります。浅入りではベリー系の雰囲気、深煎りになるに従って味噌のようなコクやボディを感じる香りに移ります。

ニュープロセスと呼ばれるジャンルの製法でまだその歴史は浅く色々な生産者が独自の方法を取っています。こちらの豆は3年くらい前に初めて飲みました。その変わった味わいに驚いたことを覚えています。生豆を探すと『海の向こうコーヒー』で販売していたので購入しました。

人々の好みは分かれるようでスキキライがはっきり出るように思います。ナチュラル系の香りが苦手な方はまず無理でしょう、逆に好きな人にはうけます。個人的にはたまにほしい感じです。。

コタン

岡山県にあるコタンというお店に行ってきました。

調味料や食材、パン、飲み物など食品を中心に雑貨も取り扱うお店です。自然食をキーワードにした食料品店が好きで良く行きます。

今回はお店で作ったオリジナルのZINE「紙コタン」を目当てに訪れました。大判の用紙を四つ折りにしたベースにびっしりと文字と絵がかかれてます。お店にまつわる寄稿者が執筆しており情報やコラム、詩まで寄稿されており面白いです。紙媒体の読み物が好きでフリーペーパーなんかも好物なので、こちら創刊号から最新号まで購入しました(4だけなかった)。

さっそくそこに載っていたスパイスカレーを作ってみましたよ。こちらは記事にある通り手間いらずな調理法で簡単にスパイスカレーが作れるというものでした。普段油にスパイスで香りつけをして、ニンニク、生姜、玉ねぎなんかをひたすら炒めて作っていたので、この作り方は斬新でした。そしてちゃんとできました。気になる方は「紙コタン第3号」をチェックしてくださいね。

さて今週もやおやお商店のコーヒー豆をよろしくお願いします。

メッセージ

活動内容は主に生活を中心に構成します。畑で作物を育て、家事を回し、壊れたものを直す。コーヒー豆を売って生活費をまかなう。このバランスを取りながらいきたいです。

自然とできると良いですが、ゆるくなったり、きつくなったりで波はあります。それがいいようにも思えますが、自分の中では安定しようと心がけています。

先の見えない旅で不安になったりしますが、なんとか家族や仲間一緒にこの暮らしを楽しみたいと思っています。足りない部分を補い合って。

小商いというスタイルに憧れたのが個人事業の始まりでした。小規模でも地に足つけお客さんと関わりながら経営するという温かなイメージの仕事に憧れました。肩ひじはらず気楽に楽しみたいと。始めてみると、向いてないなとか、いろいろ思うことはありましたが、自分の売ったコーヒー豆を楽しんでくれる人々のお陰でなんとか続けています。

設備や技術も大事ですが、感謝の心を大事にしていきたいと思います。

アメリカの学者カルロス・カスタネダのであった呪術師の教えはたしか、道に迷ったときその道にハートがあるかを見極めろというものでした。ハートに進みましょう。

中くらい

コーヒーの焙煎はその度合で味わいが変わりますが、私は深い浅いでなく中くらいが良いとおもいます。

中くらいというのはいろいろなフレイバーが混ざっています。酸味も苦みもうまみがあり、香りもコーヒーの果実感から焙煎によるロースト香までうまく混ざっているのが理想です。

豆の硬さ、水分量、その他の違いからそれぞれにちょうどいい味わい、焼き具合を探すことが中くらい焙煎の要かと思います。

国産銘柄

日本もコーヒーの生産国です。これはコーヒー消費国にとって大事なポイントだと思います。

わずかな量で生産環境があっていないのかもしれません。しかし、手作りすることで気持ちが入りやすくなります。家庭菜園の楽しみ方です。

高騰するコーヒー豆価格を抑えることにもなります。

各家庭のレベルで栽培キットや精製方法の共有等によって気軽にコーヒー栽培〜消費をする。

もちろん今まで通りのグルメ追求もしていけばいいと思います。

興味をもつ人が増えれば消費者たちが詳しくなっていきます。そうしてコーヒーをお金をかけずに手間をかけて飲むようになるのです。

国産品がもっと市場に出回るようにもなればいいとも思います。ですが人件費が問題で難しいと言う話を聞きました。でも家庭菜園なら人件費はいりません。好きでやるのですから。

輸入物に関しても良いものに絞られて行くと思います。より嗜好性の高い人達が残りそこでは良い銘柄たちに洗礼されていくでしょう。輸入品の質が上がります。

嗜好性の違いにかかわらずコーヒーを楽しめる環境があればこの植物は更に広がると思います。

発案・考案

コーヒーを焙煎し始めてから考えたモデル

豆の生産、消費、そしてその結果出る出がらしと肥料、ガスをエネルギーににまた豆を生産すること

つまり庭の畑とその傍らに小屋で喫茶、トイレはバイオガス回収装置とコンポストのトイレ

バイオガスで回収したエネルギーで焙煎する豆、湯、わかしてコーヒー抽出

そして営業車

これはまず天ぷら油カーで行きたい、バイオディーゼルも進む中だが、やはり精製せずに燃料にできる天ぷら油かーが良さそうだ

ドーナッツフライヤーで揚げ油を回収してそれを燃料に回す

各地でドーナッツアンドコーヒーを営業しつつエネルギー回収や情報収集

そして徐々にシフトする

実は生産国であるため

実はエコなら家庭菜園がありかもしれない、グルメも良いのだが自家製もまた良いだろう

(エネルギー源、良い機材があればいいのだが)

それで満足できる頭にシフトする

すると茶にも目が向く、和カフェである

そして近くに緑も増えるため二酸化炭素を減らし酸素を増やすことができる

ただ、今はこのインターネットがあるため情報の行き来は良いです

エネルギーを循環するシステムの中にカフェを置く

副産物から原料、加工してまた結果がでるようにつながる回るワールド

そんな理想郷です、そしてこれはきっとコミュニティかな?各地を天ぷら油カーで周り、お祭りをしてゆく、歌って、踊って、平和をいのる

各地でナタネを育てる、太陽とそこにあるものでそだてる、油を搾る、天ぷら油発電

菜の花畑黄色い田真ん中佇む搾油場は発電所だね

近くに抵抗を、まあライブ会場はほしいもんだね、ぞくぞくするやつも流れるような

で、みんなで歌うんだよ、楽しいきもちを

団結できたらまた次へ向かうのかなここからは次のフェーズ

ゆっくり考えにふけるスペースをつくる、本を読んだり、誰かと話したりもできる場所

学校、学び舎、しかも生活の場、山間の道、海辺の家、住宅地にも

学び舎同士の連携、会合、カフェテリア

実行へ向かい計画を立てる

では、また明日

イベント出店情報

2025年3月15日

〒223-0059 神奈川県横浜市港北区北新横浜1丁目12

あおばスカイフィールド

フットサル場の片隅でコーヒーとコーヒー豆販売をします。

BMXスクールに合同参加しておりますので、そちらもお楽しみに。

では、今度のイベントも楽しんでいってみましょー。

コーヒーの薬効

(ヤギ飼いのカルディ)

ナイル川流域、またはアビシニアのアラビア人ヤギ飼い

ある日おとなしかったヤギたちが子どものように跳ね回るのをみてカルディはそれがヤギたちが好んで食べていた赤い実のせいであることに気がついた。

カルディは気分が落ち込んでいたため少しでも気が晴れるならと試しにこの実を食べてみた。するとすばらしく効果があり、彼はそれまでの悩みをすっかり忘れてアラビアで一番幸せなヤギ飼いになった。

そしてヤギが踊りだすと彼もその輪に加わり一緒に楽しく踊り回ったのだった。

ある日一人の僧が通りかかった。踊り回るヤギを見て彼はカルディにその理由をたずねた。そしてそのめずらしい木の実のことを聞くと思った。彼には悩みがあった。いつも拝礼の最中に眠り込んでしまうのである。これは間違いなくマホメッドが私に眠気覚ましを与えてくださっている。

この僧はヤギ飼いの食べ方に工夫を加え乾燥して煮出すことを発明した。これが今日のコーヒーの起源である。そしてその飲み物は瞬く間にその国の僧の間で広まっていった。

(シェーク・オマール)

僧侶のシェーク・オマールが山の中で木のみを食べてさえずる小鳥を見て、木のみを見つけ食べてみたところとても元気になった。そしてその種を煮出して薬としてつかった。という話である。

コーヒーの起源ということで有名な説話である。

古くから人々は野生のコーヒーの実を集めていた。発酵させてアルコール飲料にしたり、葉を噛んだり茶のようなものを作って飲んだりした。そしてついには種子を取り出しそれを炒って、更には挽いて粉にしエキスを抽出する技を編み出した。その香味も素晴らしいものであるが、物語に共通するポイントはその薬効性であろう。コーヒーの薬効の描写を見ると疲労回復、気分の高揚、眠気覚ましの覚醒効果、などがあげられる。コーヒーの成分中のカフェインの薬効と思われるが、覚める成分が人間にとても有効である。食味、薬効2つの側面から独特の植物であるコーヒーの木、その種子、逸話が世界に伝えられるのも頷けるところである。

コーヒーノキレポート

コーヒーの木 アカネ科コフィア属の常緑樹

果実から種子を取り出し加工してエキスを抽出、飲用する。

世界で生産されるコフィア属の大部分が、コフィア アラビカ(アラビカ種)またはコフィア カネフォラ(カネフォラ種)の2種類である。他に多数のコフィア族亜種が存在する。

コーヒーの木の生息環境は北回帰線と南回帰線の間のベルト地帯にあり、赤道付近では海抜800mから2000mの高地で順調に成長する。赤道から離れるに従ってより低い標高で生息している。アラビカの適温は摂氏15〜24度、ロブスタは摂氏24〜30度でよく育つ。

アラビカ種の育成には土地の気候と標高が関係している。